塩引き鮭一鰭(いちびれ)神様に捧げた塩引鮭一の鰭

塩引き鮭一鰭

神様にお供えした鮭の一の鰭

これは鮭の胸びれについている【カマ】の部分のこと。
一尾から二つしかとれない
大変貴重なものです。

神様にお供えした後は、
一家の大黒柱しか食べることを許されなかった【一びれ】。
それは、この【一びれ】が
鮭が生まれた時から一生を終えるまで
一時たりとも休むことなく動き続け、
果ては体が止まっても動き続けた、
という故事に由来します。

それだけ強い生命力をもつ場所として、
一家の大黒柱がそれにあやかるべく
食したというのです。

そんな貴重な【一びれ】を、
今年も老舗【うおや】から全国の皆様にお届けいたします!
食べ方は通常の塩引鮭同様、
焼いてお召し上がりください。
【ひれ】をかじりながら日本酒、なんてもう最高!

来年はいい年になるように…
縁起ものでもある【一びれ】、今年はいかがですか?

 

塩引鮭一鰭

村上伝統の味を守る 水曜見ナイトで紹介されました

鮭のまち・村上では  お正月料理だってもちろん鮭が主役。
これがなければ年が明けない!という人もいるほど。
鮭とともに歩んできた村上ならではの、
歴史が息づく郷土の味を  ぜひご堪能下さい!

昔から大晦日の「年取り魚」として  食されてきた塩引鮭。
旬の秋鮭に塩をすり込み、塩漬け・塩抜きを経てさらに日本海の寒風にさらすこと1週間。
じっくりと熟成された旨みがなんともいえぬ味わい!
焼いて食べればごはんもお酒も  思わずどんどん進んじゃいます♪

一尾から二つしか取れない 貴重な「一びれ(カマ)」は、年神様へのお供え物。
お供えした後は家長のお膳にのるしきたりでした。